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鷸蚌

いつぼう異読 いっぽう
名詞
1
標準
a snipe and a clam
文例 · 用例
介が動物を挟み困しめた記事は例の『戦国策』の鷸蚌の故事もっとも顕われ、其碩の『国姓爺明朝太平記』二の一章に、旅人が乗馬して海人に赤貝を買い取って見る拍子にその貝馬の下顎に咋い付き大いに困らす。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
鷸蚌ならぬ三人に争われる、獲ものの青年エルハルトは、夫人に呼び戻されて、この場へ帰る。
森鴎外 青年 青空文庫
鷸蚌相鬪て勝敗容易ならず、全身の全力は既に盡して殘す所なし。
福沢諭吉 帝室論 青空文庫
第五回 鷸蚌互ひに争ふ時は遂に猟師の獲となる。
巌谷小波 こがね丸 青空文庫
鷸蚌の争いは漁夫の利ということもないではないが、兄弟|牆にせめげども外その侮りを受けずという真理も忘れてはならぬ。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
鷸蚌の争いによって漁夫の利を占めたのが今の婿です。
佐々木邦 求婚三銃士 青空文庫
作例 · 標準
会議で二つの部署が予算を巡って対立している様子は、まさに鷸蚌が睨み合っているかのようだった。
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鷸蚌のいがみ合いを続けていれば、結局は競合他社に市場を奪われるだけだと彼は部下をたしなめた。
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両国が国境地帯で軍隊を動かして牽制し合う姿は、いつ果てるとも知れない鷸蚌の構えだ。
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