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間帯

かんたい
名詞
1
標準
文例 · 用例
渠は良人の容体の危篤に陥りしより、ほとんど一月ばかりの間帯を解きて寝しことあらず、分けてこのごろに到りては、一七日いまだかつて瞼を合さず、渠は茶を断ちて神に祈れり。
泉鏡花 化銀杏 青空文庫
魚の中に於いて海魚は潮汐によってその気が張弛するが、川魚は朝間詰と夕間詰(日出前、日没後の明るい時間帯)に著しく活発になることは、老漁師の観察で十二分に信じられていることである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
その空間は、丁度地球の引力と月の引力とが同じ強さのところであって、もしそこでまごまごしていたり、エンジンが止ったりすると、そこから先、月の方へゆくこともできず、さりとて地球の方へ引かえすことも出来ず宙ぶらりんになってしまって、ただもう餓死を待つより外しかたがないという恐ろしい空間帯だった。
海野十三 月世界探険記 青空文庫
講義のない時間帯、彼は何人かの教授たちに例の奇妙な像を見せ、全員が強い興味を示したものの、それの素性や起源について光を投げかけられる者はいなかった。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 魔女の家で見た夢 青空文庫
ある種の空間帯には時間が存在し得ず、そこに入ったままにしていれば命と年齢を限りなく保つことができるかもしれない。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 魔女の家で見た夢 青空文庫
朝食の時間帯の、いまはそのいちばんおしまいの部分だ。
片岡義男 ラハイナまで来た理由 青空文庫
ドーナツは、朝食の時間帯のなかで、すべて売りきれてしまったのだ。
片岡義男 時差のないふたつの島 青空文庫
そして、曜日には関係なく、毎日、夜の十一時から朝の八時までの時間帯においても、やはりおなじ料金だ。
片岡義男 時差のないふたつの島 青空文庫