二等兵
にとうへい
名詞
標準
private
文例 · 用例
」 労働組合に居ったというので二等兵からちっとも昇級しない江原は即座にそれを否定した。
— 黒島伝治 『チチハルまで』 青空文庫
――もう俺は寝る」 そういって杉田二等兵は、毛布のなかに顔をうずめてしまった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
もっとも、のらくろ二等兵なんかもこのごろ、少尉に任官したそうだからね。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
自分は二等兵で終つたが、よく殴られたもンだよ。
— 林芙美子 『下町』 青空文庫
上等兵となると給料は八円、一等兵が七円八十銭、二等兵で七円三十銭、食費は同様である。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
其のとき柵山南条という二等兵がどうした事か敵前というのに、目に余るほど遺憾な振舞をしたために、皇軍の一角が崩れようとするので已むを得ず、泪をふるって其の柵山二等兵を斬殺したのです。
— 海野十三 『爬虫館事件』 青空文庫
これは、軍規に定めがある致方のない殺人ですが、それを見ていた分隊中の或る者が、本国へ凱旋後柵山二等兵の未亡人にうっかり喋ったのです。
— 海野十三 『爬虫館事件』 青空文庫
この人物、まだ若い男かというとそうではなく、二等兵で戦争に行って捕虜にもなってきた山田虎二郎という当年三十八のいいオッサンなのである。
— 坂口安吾 『人生案内』 青空文庫
作例 · 標準
彼は入隊後、二等兵として厳しい訓練の日々を送った。
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新兵はまず二等兵として、軍隊の基礎を学ぶ。
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戦争映画では、若き二等兵の葛藤が描かれることが多い。
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二等兵(にとうへい)は、軍隊の階級の一。兵の最下級であり、すなわち軍人の最下級である。士官学校等の幹部養成を経ない場合は、多くの場合ここからの階級になる。
出典: 二等兵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0