運算
うんざん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
mathematical operation
文例 · 用例
科学者がその方則を述べる字句の巧拙や運算の器用不器用は必ずしもその方則の価値と比例しないのと一般であろう。
— 寺田寅彦 『漫画と科学』 青空文庫
そこでキッコはその鉛筆を出して先生の黒板に書いた問題をごそごその藁紙の運算帳に書き取りました。
— 宮沢賢治 『みじかい木ぺん』 青空文庫
〕そして教壇へ行ってテーブルの上の白墨をとっていまの運算を書きつけたのです。
— 宮沢賢治 『みじかい木ぺん』 青空文庫
みんなちょっと運算してそれからだんだんさっと手をあげました。
— 宮沢賢治 『みじかい木ぺん』 青空文庫
すると三郎は、どこから出したか小さな消し炭で雑記帳の上へがりがりと大きく運算していたのです。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
論理には五分もすきはなく、数学の運算に一点の誤謬はなくても、そこに取り扱われている「天然」はしんこ細工の「天然」である。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
算術の最も易い寄せ算をするにしても、散る氣でもつて運算して居たら、桁違をしたり、餘計な珠を彈き込んだり仕さうな事である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
算盤で運算しようとしても、気が散れば必ず過失を生じがちである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫