渋い顔をする
しぶいかおをする
表現動詞-サ変-する
標準
to frown (on)
文例 · 用例
訊いてもいっては呉れないで、渋い顔をするばかり。
— 岡本かの子 『良人教育十四種』 青空文庫
ちょっと映画を見てきても渋い顔をする母が私の願いを許したのは、ゴルフとは華族とか大金満家とか、特権階級というものの遊びで貧乏人の寄りつけないものだと人の話にきいて知っていたからで、だから高価なゴルフ用具もまったく驚く顔色もなく買ってくれた。
— 坂口安吾 『青鬼の褌を洗う女』 青空文庫
即座に反応をみせる村もあつたが、馬耳東風と聞き流す村もあり、なかには、芝居を観もしないうちから、農村へ都会風の演芸など持ち込まれては迷惑だと、露骨に渋い顔をする村の指導者もゐた。
— 岸田國士 『荒天吉日』 青空文庫
「もう大丈夫だ、――ひどい眼に逢ったよ、胸が悪くて頭痛がして困ったが」 誠一はそう言って、愛嬌者らしい眼を細めて、子供が苦い薬でも飲まされた時のような渋い顔をするのでした。
— 野村胡堂 『九つの鍵』 青空文庫
華やいだ話はその二度だけで、あとはつきあい酒もろくに飲まず、下駄一足を買うのにさえ渋い顔をするといったような、およそ大工の棟梁という職とはかけはなれた、けちくさいくらしかたをしていた。
— 山本周五郎 『おさん』 青空文庫
そもじにはどうしてもいいと自分でゆるしているからこそ、渋い顔をしたいときは渋い顔をする。
— 第五分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
難しい問題を突きつけられて、彼は渋い顔をした。
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子供がまた宿題を忘れたと言い、母親は渋い顔をした。
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彼の提案は、会議のメンバーから渋い顔をされた。
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