山峡
さんきょう異読 やまかい
名詞
標準
gorge
文例 · 用例
海抜二千尺、山峡を流るる川は、吹雪の唸りと声を合せて、泡を噛んでいた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
その玩具のような可愛い汽車は、落葉樹の林や、谷間の見える山峡やを、うねうねと曲りながら走って行った。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
二人が旧の入口に出た頃には、山峡の日は早く暮れて、暗い山霧が海のように拡がって来た。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
昼も暗い山峡では、今が何時頃だか判らぬ。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
山峡のまちに居るのだな、と酔っていながらも旅愁を感じた。
— 太宰治 『新樹の言葉』 青空文庫
山峡流らふ風は朴の葉の炎を洗ふごとくなり。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
山峡の湯どころの秋、出て見れば下の小橋を、杖つきて渡る子もあり。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
* 山峡である、ややうち開けた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
深い山峡に架かる吊り橋は、スリル満点で観光客に人気がある。
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その村は、両側を切り立った崖に挟まれた山峡の奥深くにひっそりと存在していた。
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「うわあ、この山峡の景色、すごい迫力!写真じゃ伝わらないね。」
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