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薩人

さつじん
名詞
1
標準
文例 · 用例
岩倉大使一行の帰朝、征韓論の破裂、政府の分裂、西郷以下多くの薩人の帰国、参議|副島、後藤、板垣、江藤らの辞表奉呈はその結果であった。
第二部下 夜明け前 青空文庫
森は早くから外国に留学した薩人で、長の青木周蔵と列んで渾身に外国文化の浸潤った明治の初期の大ハイカラであった。
――新文学の曙光―― 四十年前 青空文庫
薩人、英人と談判松木の話は次にして置て、横浜に英吉利の軍艦が帰て来た跡で、薩摩から談判の為めに江戸に人が出て来た。
福翁自伝 福翁自伝 青空文庫
薩人黒田・大山諸氏長に至り、長人木戸・品川諸氏薩に往き、而て後|和成り、維新の鴻業を致せり。
南洲手抄言志録 南洲手抄言志録 青空文庫
十月八日にまず内閣書記官長高橋健三が「この徒輩とともに革新の政治を期すことはできない」と、明かに薩人を罵倒した辞表をつきつけて野に下り、二十八日には法制局長官神鞭知常が辞職した。
大鹿卓 渡良瀬川 青空文庫
しかし、西郷〔隆盛〕を倒す時には薩人の武力も幾分か手伝ったであろうけれども、これよりも武人の勢力は衰え、中心は文治派に移ったんである。
大隈重信 勢力の中心を議会に移すべし 青空文庫