びらびら
びらびら異読 ビラビラ
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
fluttering (esp. of thick or heavy material)
文例 · 用例
こんなさびしい風景の中にうきあがつて、白つぽけた殺人者の顔が、草のやうにびらびら笑つてゐる。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
戦争の気配もないのに、大砲の音が遠くで聴え、城壁の周囲に立てた支那の旗が、青や赤の総をびらびらさせて、青竜刀の列と一所に、無限に沢山連なっていた。
— 萩原朔太郎 『日清戦争異聞(原田重吉の夢)』 青空文庫
荒寥地方散歩者のうろうろと歩いてゐる十八世紀頃の物さびしい裏街の通りがあるではないか青や赤や黄色の旗がびらびらしてむかしの出窓に鐵葉の帽子が飾つてある。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
市街之圖散歩者のうろうろと歩いてゐる十八世紀頃の物わびしい裏町の通があるではないか青や 赤や 黄色の旗がびらびらしてむかしの出窓にブリキの帽子が竝んでゐる。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
大砲を撃つわたしはびらびらした外套をきて草むらの中から大砲を曳きだしてゐる。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
柱や手すりを白樺の丸太で作り、天井の周縁の軒ばからは、海水浴場のテントなどにあるようなびらびらした波形の布切れをたれただけで、車上の客席は高原の野天の涼風が自由に吹き抜けられるようにできている。
— 寺田寅彦 『軽井沢』 青空文庫
船だねえ、雪のびらびらした顔の船だねえ、さういふものが、いつたりきたりしてうごいてゐるのだ。
— 大手拓次 『藍色の蟇』 青空文庫
髪に挿した簪のびらびらが、月を映して揺れなびき烈しい眩ゆさで光りつづけた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
風が吹くたびに、古くなった暖簾がびらびらと音を立てて揺れている。
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飾りのリボンがびらびらして邪魔だったので、ピンで固定した。
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切りっぱなしの布の端がびらびらしており、少しだらしない印象を与える。
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標準
piece of dangling cloth, paper, metal, etc.
作例 · 標準
かんざしのびらびらが、彼女が歩くたびに涼しげな音を奏でている。
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衣装についたびらびらした装飾が、ダンスの動きをより華やかに見せていた。
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そのお守りには、金色のびらびらした飾りがついていて豪華だ。
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標準
labia minora
作例 · 標準
婦人科の診察で、びらびらの部分に痒みがあると相談した。
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小陰唇、俗に言うびらびらの形が左右で違うのは、医学的に珍しいことではない。
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下着との摩擦でびらびらが痛むため、専用の軟膏を塗って対処した。
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