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名詞
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標準
文例 · 用例
時しも久保田万太郎夫人告別式の日、何やら如何にも降るべき時に降つたとも言へるやうな蕭たる小さはしい雨だ。
南部修太郎 日曜日から日曜日まで 青空文庫
人の腹の中が好いの悪いのと注文を云って居る虫や蛔虫のようなケチなものではない。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
そんなのを食うと虫が湧くぜ」「そうか、大抵大丈夫だろう。
夏目漱石 坊っちゃん 青空文庫
私は十五分間やっとこらえた、私は不安になって来たのである、耐えられない沈黙と重苦しい雰囲気が部屋一杯に覆いかかっている、墓石のような顔色をした彼の額には青黒い静脈が虫のようにうねって、高くつき出た頬骨の下の青白いくぼみには死の影が浮動している。
蘭郁二郎 息を止める男 青空文庫
煙草幾管捻リ来タリ捻リ去リ、空々タル談話百回説クモ益無ク終日聴クモ利無クシテ、其ノ尻ノ長キ虫ニ百倍スル如ク、屡バ他人ノ事業ヲ妨グル者ニ至テハ真ニ辟易畏避セザルヲ得ズ。
※上漁史 忙ノ説 青空文庫
また嚢虫は人体に入りて虫と化す。
春の巻 食道楽 青空文庫
南宋初期の蔡の『鐵圍山叢談』卷三に、「{柳}開喜生膾人肝。
桑原隲藏 支那人間に於ける食人肉の風習 青空文庫
かかる不面目を避くる爲め、徽宗は宰相の蔡京と相談の上、典獄に旨を傳へ、その嫌疑者を獄中で自殺せしめ、親殺し事件を暗から暗に葬り去つたことが、南宋初期の蔡の『鐵圍山叢談』(卷二)に、下の如く記載してゐる。
桑原隲藏 支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道 青空文庫