鬼母
おにはは
名詞
標準
文例 · 用例
永楽亭楡木川の崩を記する、鬼母の一剣を受くとなし、又|野史を引いて、永楽帝|楡木川に至る、野獣の突至するに遇い、之を搏す、攫されてたゞ半躯を剰すのみ、※して而して匠を殺す、其迹を泯滅する所以なりと。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
野獣か、鬼母か、吾之を知らず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
「昨日若黨の友吉をつれて、雜司ヶ谷へ遠乘りに行かれたが、鬼母神樣の森の蔭で、友吉が茶店へ中食の茶を貰ひに參つた後で、馬に蹴られて御落命ぢや」 山岸作内は、さすがに眼をしばたゝきます。
— 蹄の跡 『錢形平次捕物控』 青空文庫