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維貞

維貞
名詞
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標準
文例 · 用例
現在、都の探題職には、北ノ六波羅に北条|範貞、南ノ庁には北条|維貞がつめていた。
あしかが帖 私本太平記 青空文庫
その議事はゆるす」「次には」「次とは、何を」「南の六波羅ノ探題維貞どのを、急遽、お召返しあらせられますように」「召還せいとか。
あしかが帖 私本太平記 青空文庫
よって、維貞どのをお召返しあって、直々、おきき取りあそばすなれば」「まあ、待て」 高時は、思案に時を費やしてから、やっとのこと、首を振った。
あしかが帖 私本太平記 青空文庫
ついに南ノ探題、大仏維貞の東下となり、鎌倉の“断”を仰ぐに至ったわけだが、それも遷延に遷延、今もって、 ――武断もやむを得ず、積年の弊を一掃せよ。
婆娑羅帖 私本太平記 青空文庫
維貞の飛脚では「評定所衆のうちには、果断この時となす説も少なくないが、なにぶん執権(高時)どのには、事を好み給わず、ひたすら穏便にとのみの上意なれば……」と、昨日今日も、まだ、もたついている評定ぶりが窺われる。
婆娑羅帖 私本太平記 青空文庫
その維貞も、歯がゆかろうが、ここ六波羅に在って、朝夕に、眼に余る実状を見つつある常盤範貞にすれば、「なんのための六波羅探題か。
婆娑羅帖 私本太平記 青空文庫
次代執権は、金沢貞顕ときめられたが、何か内紛の結果だろうか、四月に入ると再度、 赤橋守時を執権に、北条|維貞を連署となす、との幕府改組が三たび布告された。
婆娑羅帖 私本太平記 青空文庫