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内扉

うちとびら
名詞
1
標準
internal door
文例 · 用例
「おや、あれはどうしたのです」 兄は内扉の向うが、乱雑にとりちらかされてあるのを見て、老婦人に尋ねました。
海野十三 崩れる鬼影 青空文庫
内扉は全て施錠されておらず、彼は自由に部屋から部屋へと移動することができた。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 闇をさまようもの 青空文庫
お角さんがお手水場を志して、なにげなく縁側をめぐって、秋蘭の植えてあるお手水場のところへやって来て、開き戸を手軽くあけて、厠草履をつっかけて、内扉へ手をかけて、それを何気なく引いて開く途端――「おや――」 お角さんほどの女が、ここでまた一種異様な叫びを立てて立ちすくんだのが、不思議千万でした。
農奴の巻 大菩薩峠 青空文庫
十 便所の内扉を開いたままで、お角さんが、「おや」と言って、異様な叫びを立てて立ちすくんだも道理、その便所の中には、先客があって、悠々としゃがみ込んで用を足している最中であったからです。
農奴の巻 大菩薩峠 青空文庫
それを内扉をあけるまで、すまし込んでいて、人に恥をかかせるのはともかく、自分もこんなところを見られていい図じゃあるまい、間抜けめ!
農奴の巻 大菩薩峠 青空文庫
しばらくデイリイ・テレグラフ新聞を読んで楽しんでいると、個室と書かれた内扉がやっと開いて、白髪交じりの長身の男が、身障者を腕で支えて出てきた。
The Slave of Silence くちなしの花 青空文庫
書斎は二重扉になっており、よく聞こえそうになかったが、内扉は開いていた。
The Slave of Silence くちなしの花 青空文庫
やがて内扉がそっと閉まったが、アイダが首をひねって観音扉越しに中を覗くと、一人の女性が突っ立ち、手に手紙を持っている。
A Secret Service 諜報部 青空文庫
作例 · 標準
例句