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淡青色

たんせいしょく
名詞-の形容詞
1
標準
light blue
文例 · 用例
水路や溝の上には小さな静かな光の輝き――エメラルド色や薔薇色そして鉄の淡青色に煌めき、音もなくジグザグに飛び交って――トンボがあちこちに止まっている。
RED BRIDAL 赤い婚礼 青空文庫
それでありながら、切地の白と陶器の白との諧調がよく響いてゐて、その中で果物の淡青色が畫家の鋭い感覺をさゝやいてゐる。
蒲原有明 七月七日 青空文庫
彼はエスパーニャ人としては白面の青年で、淡青色の上衣に同じ色のズボンを穿き、靴下は淡紅色で、瀟洒たるいでたちで、それに美貌が人気を集めて、よほどファンが多いようだった。
野上豊一郎 闘牛 青空文庫
その中でも、淡青色の長衣の胸に両手をあてて膝まずいているマリアと、彼女から赤ん坊のキリストを取って両手に抱えて、目を天の方へ扛げて膝まづいている金色の袍を着たシメオンが、主要人物である。
野上豊一郎 レンブラントの国 青空文庫
トロカデロの廣場には初秋の午前の陽光がさんさんと降りそそいで、半ば黄葉した竝木の間からは、エッフェル塔がすつきりした形で淡青色の空に聳え立つてるのが見える。
野上豐一郎 大戰脱出記 青空文庫
彼女は方福山の招宴の時と同じように髪を結び、髪飾りをつけ、ただ着物は同じ淡青色ながら、絹が繻子に変ってるだけでした。
――近代伝説―― 白塔の歌 青空文庫
赤城の大沼は水深八十|尋、凄い紺碧を湛えて温度が低過ぎるため、舌触りに荒い感じを持つが、榛名湖は水深十七、八尋で深い方ではなく、明るい淡青色で味がやわらかい。
佐藤垢石 氷湖の公魚 青空文庫
やがて、フランスの本土は、水天一髪の間に捕捉しがたい淡青色の一団となって消えうせようとするころ、海上風光の鑑賞にようやく飽き果てた同舟の若干は、物見高くも東洋人の周囲に蝟集し、無人島探険にゆくつもりであるか、とか、支那の戦争はまだやみませぬか、とか、口々にたずね始めた。
タラノ音頭 ――コルシカ島の巻―― ノンシャラン道中記 青空文庫
作例 · 標準
彼女の瞳は澄んだ淡青色で、吸い込まれそうだった。
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空は美しい淡青色に染まり、一日の始まりを告げていた。
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淡青色のカーテンが部屋を優しく包み込む。
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淡青色(たんせいしょく) — 幻辞.com