幻辞.com

冥助

みょうじょ
名詞
1
標準
divine protection
文例 · 用例
この夕、鶏を売った家と楊氏とことごとく夢みたは、楊婆来り謝して、存生時の罪業に責められ、鶏と生まれ変り苦しむところを、常羅漢悔謝の賜ものに頼りて解脱したと言うと、これより郡人仏事をなすごとにこの僧が来れば冥助を得るとしたと。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
須磨明石時代に神へお約しになったことは次々に果たされたのであるが、その以後もまた長く幸運が続き、一門子孫の繁栄を御覧になることによっても神の冥助は忘られずに六条院は紫の女王も伴って御参詣あそばされるのであって、はなやかな一行である。
若菜(下) 源氏物語 青空文庫
慎重に考えてからのことにしては」 などと法皇はお言いになって、六条院に、「こう進んで言いますが、すでに危篤な場合とすれば、しばらくもその志を実現させることによって仏の冥助を得させたいと私は思う」 と仰せられた。
柏木 源氏物語 青空文庫
伝吉は「冥助のかたじけなさ」を感じた。
芥川龍之介 伝吉の敵打ち 青空文庫
その時、外濠線の電車が、駿河台の方から、坂を下りて来て、けたたましい音を立てながら、私の目の前をふさいだのは、全く神明の冥助とでも云うものでございましょう。
芥川龍之介 二つの手紙 青空文庫
また曰く、余は上帝の冥助に依り、古今各国の法律を蒐集し、その法規を対照類別して、法律全図(Theatrun legale)を描き出さんことを異日に期す。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
また曰く、余は上帝の冥助に依り、古今各国の法律を蒐集し、その法規を対照類別して、法律全図(Theatrun legale)を描き出さんことを異日に期す。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
あの男が福徳の大神の冥助を受けてゐるなどゝ申す噂も、一つは確にさう云ふ事が起りになつてゐたのでございませう。
芥川龍之介 地獄変 青空文庫
作例 · 標準
旅の途中で困っていると、神仏の冥助があった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は常に正直に生き、その結果として冥助を得た。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
先祖代々の信仰が、困難な時に冥助をもたらした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash