つじつまを合わせる
つじつまをあわせる
表現動詞-一段
標準
to make one's story to seem coherent
文例 · 用例
こういう見方を進めて行くと、結局、いわゆる創作とは、つじつまを合わせるために多少の欺瞞を許容したこしらえものの事であり、随筆とは筆者の真実、少なくも主観的真実を記録したものであるというふうにも見られる。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
ところが、法律上、社会上毫もかかる拘束を受けていない人々――学者――がみずからのとらわれている「伝統」や「独断」と「人間の要求」とのつじつまを合わせるために、有意または無意的に「嘘」をついて平然としているのをみるとき、われわれはとうていその可なるゆえんを発見することができないのです。
— 末弘厳太郎 『嘘の効用』 青空文庫
するとそのつじつまを合わせるためにいかにも尤もらしい説明を加えたがる。
— 知里真志保 『学問ある蛙の話』 青空文庫
それも、お前がへんてこに自分の中のつじつまを合わせるのにばかり熱中して、お前の外に出てきてはくれなかったからだ」「人間はみんな自分の皮膚の外には出られないよ。
— 山川方夫 『演技の果て』 青空文庫
たしかに私も自分ひとりのつじつまを合わせるのに熱中して、それをおびやかす富子というひとつの現実を拒絶したのだ。
— 山川方夫 『演技の果て』 青空文庫
そして十分にそれらのつじつまを合わせることができないと、それをその人の隠しだて猫かぶりのせいにしてしまう。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
嘘がバレないように、彼は必死になってつじつまを合わせるような話を作った。
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過去の発言と矛盾しないよう、つじつまを合わせる作業に追われている。
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つじつまを合わせるために用意した偽の証拠が、かえって疑念を招いた。
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