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足代

あしだい
名詞
1
標準
transportation expenses
文例 · 用例
その夜のうちに、池の島へ足代を組んで、朝は早や法壇が調った。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
」 上と下とて遥かに呼び合っていたが、何を云うにも屏風のような峭立の懸崖幾丈、下では徒爾に瞰上げるばかりで、攀登るべき足代も無いには困った。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
暗に透かすと、背の高い大な坊主が居て、地から三尺ばかり高い処、宙で胡座掻いたも道理、汀へ足代を組んで板を渡した上に構込んで、有らう事か、出家の癖に、……水の中へは広い四手網が沈めてある。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
』とばつたり膝を支く、と入道は足代の上から、蔽被さるやうに覗いて、『待て、待て、死骸を見たでは無い。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
「四手場を拵えて網を張るものは近郷近在、私の他に無いのぢやが、……お前様が見さしつた、城ヶ|沼の四手場の足代の上の黒坊主と……はてな……其の坊様は大い割に、色が蒼ざめては居らんかの。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
や、早や其時は畚が足代を落こちて、泥の上に俯向けだね。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
大沼の刻限も、村里と変り無う、やがて丑満と思ふ、昨夜の頃、ソレ此処で、と網を取つたが、其の晩は上へ引揚げる迄もなく、足代の上から水を覗くと歴然と又顔が映つた。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
南無南無と口の裡で唱うるで、饗応振に、藁など敷いて坐らせて、足代の上を黒坊主と入替つた。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
作例 · 標準
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