三つ組
みつぐみ
名詞
標準
set of three
文例 · 用例
一方に、低い束髪にしてから、元禄髷に似た縦長い髪毛の束を三寸ばかり上に突上げたのが居るかと思うと、洗い髪同様の髪を玄冶店のお富式にうしろに投げ卸して、その先を三つ組にして輪飾りの七五三のようにしているのがある。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
心で思ってる分には、幾ら思っていたって差支はない――そりゃ差支はない」 十年一日のようにある事業家を助けて三つ組の銀盃と金子とを贈られたという民助は、台湾の方で事務でも運ぶように節子の話を運んだ。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
服装は、二年位い経た紺サアジの三つ組、薄茶と緑の霜降りの外套、その右肩に一見何人も気の付く著しい油の汚点がある。
— 牧逸馬 『双面獣』 青空文庫
前のほうや、耳の上だけやに毛をのこして、あとはくりくりに剃って、残した毛を三つ組に編んだのや、つまんでしばったのや、いかにも昔の絵にある唐子のような風俗がこんな片田舎に却って残っているのを、不思議ななつかしみをもって眺めずにはいられなかった。
— ――中支遊記―― 『余齢初旅』 青空文庫
それに何んといふ手落ちな頓馬なことであつたであらう、婚礼の晩の三三九度の儀式に私はわなわな顫へて三つ組の朱塗の大杯を台の上に置く時カチリと音をさせたが、彼女は実に落着払つてやつてのけたのも道理、彼女は三三九度がこれで二度目の出戻りであつたことを知つたのは子供が産れて一年もしてからであつた。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
赤茶けた、たつぷりした頭髪を三つ組に編んで、長くたらしてゐる。
— 林芙美子 『瀑布』 青空文庫
由子は自分の髪の毛で、小さい三つ組を拵え、指環のような形にし、餞別にそれをお千代ちゃんにやった。
— 宮本百合子 『毛の指環』 青空文庫
三つ組のくるくる巻も少しはある。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
作例 · 標準
新しい家具は、テーブルと椅子が三つ組になっていて、デザインが統一されている。
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このおもちゃは、ブロックが三つ組になっていて、様々な形を作ることができる。
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和食の食器は、三つ組の小鉢で出すと見栄えが良い。
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