滋養分
じようぶん
名詞
標準
nutrient
文例 · 用例
」(腹の具合が良かろう筈がねえじゃないか、医者にもかけねえ、薬も飲まさせねえ、軟かい滋養分も食べさせない、その代りに子供の守をさせてる!
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
ところが先生僕と比較すると初から利口であったねエ、二月ばかりも辛棒していたろうか、或日こんな馬鹿気たことは断然|止うという動議を提出した、その議論は何も自からこんな思をして隠者になる必要はない自然と戦うよりか寧ろ世間と格闘しようじゃアないか、馬鈴薯よりか牛肉の方が滋養分が多いというんだ。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
ところが先生僕と比較すると初から利口であったねエ、二月ばかりも辛棒していたろうか、或日こんな馬鹿気たことは断然止うという動議を提出した、その議論は何も自からこんな思をして隠者になる必要はない自然と戦うよりか寧ろ世間と格闘しようじゃアないか、馬鈴薯よりか牛肉の方が滋養分が多いというんだ。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
園はあの落ち着いた態度で書物の言葉の重さを一つずつ計りながら、そこに蓄えられている滋養分を綺麗に吸い取ってしまいそうに見えた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
特に仏教における先覚者の指導啓発ぶりは、全く仏教をわが民族性に適切妥当ならしめ、その滋養分吸収を容易ならしめたるのみならず、仏教を以て、民族の偉大なる成長発展に正しき歩幅を与えて来たのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
鰹は中落が旨くッて、比良目は縁側に限るといやあ、何ですか、そこに一番滋養分がありますか、と仰有るだろう。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
* * *その時、俺たちは工場の上の雲を見あげた、飾りけのない白雲、雲よ、俺たちの滋養分となれ。
— ―3― 『小熊秀雄全集』 青空文庫
プリニウスの『博物志』二八巻三七章にも豕脂が疥癬に効あるを述べ、また新鮮なる豕の脂を陰膣に込んで置くと、子宮中の児に滋養分を給し流産を禦ぐと載す。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
この野菜には、健康維持に不可欠な滋養分(じようぶん)が豊富に含まれています。
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偏った食事は、体に必要な滋養分(じようぶん)が不足する原因になります。
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妊娠中は、胎児の成長のために、特に多くの滋養分(じようぶん)を摂取する必要があります。
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