思い出深い
おもいでぶかい
形容詞頻度ランク #31735 · 青空 0 例
標準
profoundly memorable
文例 · 用例
成る程……そこで四人の子供を左右に引連れた猛獣天女が、はるばると人間世界に天降る事になったが、それに就ては昌夫の秀麿が、思い出深い石狩川の上流から、エサウシ山下の別荘まで、人に知れないように連れ込むべく、アラユル苦心を払ったものである。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
そうしてどこをどうして来たものか、××踏切り附近の思い出深い廃家の前に来て、茫然と突っ立っていた。
— 夢野久作 『縊死体』 青空文庫
こうした経緯があって、この短い文章は実にオレにとって思い出深い。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
このPC―100は、同社のワープロの初舞台となったこと以外でも、実に思い出深い。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
思い出深いその家を出たのはもう夕方であった。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
しかしこの思い出深い鍵の中の恋人に別れることはなかなか辛いことだった。
— 海野十三 『鍵から抜け出した女』 青空文庫
都々逸に咏んだものに、沈む木の葉も流れの工合 浮かぶその瀬もないじゃない大学を辞す 昭和十四年の春、私は思い出深い東京帝国大学理学部植物学教室を去ることになった。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
ながく住みしかびの古屋をあとにして 気の清む野辺にわれは呼吸せむこれから二つの大仕事 思い出深い大学は辞めたが、自分の思うように使える研究の時間が多くなったことは何より幸いである。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
作例 · 標準
例句