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下民

げみん異読 かみん
名詞
1
標準
the lower classes
文例 · 用例
か、下民しいたげ易く、上天あざむき難し。
太宰治 懶惰の歌留多 青空文庫
王すなわち太子の商品を没収し、従者象馬に乗って去り、太子一人無銭で置き去られ、やむをえず最下民同然、腰巻一つで富家に奉公す。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
おたげえ来世はねこにでもなることよ」 なぞと、うそにも陰口をきこうものなら、下民の分際をもって、上ご政道をとやかく申せし段ふらち至極とあって、これがまず入牢二十日。
献上博多人形 右門捕物帖 青空文庫
なんのこれしき、下民のせがれの家出くらいとおぼしめすかも候わんが、弥七郎を失わば拙者の命奪わるるも同然、子を思う親の心は、お係りさまはじめ、みなみな一様と存じ候えば、至急にお取り上げお捜し出しくだされたく、右懇願つかまつり候。
献上博多人形 右門捕物帖 青空文庫
己れが乗用致す馬が暴れ出さば、御する者がこれを制止すべきが当り前、第一下民百姓の分際で、武士が通行致す道先に、裸馬など弄ぶとは無礼な奴じゃ!
三河に現れた退屈男 旗本退屈男 第五話 青空文庫
百姓下民の分際で、領主に逆らい事致すとは何ごとじゃッ。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
如何に少將、此頃の御擧動を何とか見つる、臣として君を押し籠め奉るさへあるに、下民の苦を顧みず、遷都の企ありと聞く。
高山樗牛 瀧口入道 青空文庫
(中略)禍乱は凡愚の下民より生ずる理にて、既に清朝下民の阿片を嗜み、一統心酔仕候より、道光の変乱を招き生じ申候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
作例 · 標準
権力者たちは、重税に苦しむ下民たちの悲鳴に耳を貸そうともせず、贅沢な暮らしを続けていた。
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その物語の主人公は、下民の出身でありながら、知恵と勇気だけでついには国王の側近にまで上り詰めた。
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かつての身分制度社会では、一度下民として生まれたら、そこから這い上がるのは至難の業だった。
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2
標準
underclass
作例 · 標準
経済格差が広がる現代社会において、社会保障の網からこぼれ落ちた下民層の増加が深刻な問題となっている。
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彼はエリート層としてのプライドが高く、自分より収入の低い人々を下民と呼んで見下す傾向がある。
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どんなに社会が発展しても、その影には必ず困窮する下民たちが存在することを忘れてはならない。
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