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縫殿

ぬいどの
名詞
1
標準
文例 · 用例
幸にそれは劇毒で、政宗の毒味番が毒に中って苦悶即死したから事|露われて、政宗は無事であったが、其為に政宗は手ずから小次郎季氏を斬り、小次郎の傅の小原縫殿助を誅し、同じく誅されそこなった傅の粟野藤八郎は逃げ、目上の人即ち政宗の母は其実家たる最上義光の山形へ出奔ったという事がある。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
その二十一 岡本况斎、名は保孝、通称は初め勘右衛門、後|縫殿助であった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
冠山は因幡国鳥取の城主松平氏の支封松平|縫殿頭定常で、実は池田筑前守政重の弟である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
露姫は松平|縫殿頭定常の女である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
)巻首の四大字は東久世通禧公、次は養素軒柳原大納言|前光公、愛古堂磐渓、秋月公、大給亀崖公(即松平|縫殿頭の事也)、跋は片桐玄理と申せし家塾に居りし御存之者、今文部の督学寮に出仕いたし居申候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
慶長五年七月赤松殿|石田三成に荷担いたされ、丹波国なる小野木縫殿介とともに丹後国田辺城を攻められ候。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書 青空文庫
五助が墓地にはいってみると、かねて介錯を頼んでおいた松野|縫殿助が先に来て待っていた。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
亀右衛門はもと丹後の小野木縫殿助の家来で、忍びの名人として天下に聞こえ、大力の上に早業をよくし城の塀など飛鳥のように飛び越す武人であったが、小野木家滅後細川家へ仕えたのである。
佐藤垢石 酒渇記 青空文庫