変故
へんこ
名詞
標準
unusual event
文例 · 用例
かの心識は一と説くべからず、またかれを離れず、またかれに即せず、云云」と)倶舎論曰、由眼等根有転変故、諸識転異、随根増損識明昧故、云云。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
」 梟はもう足を一寸枝からはづして、あげてお月さまにすかして見たり、大へんこまったやうでしたが、おしまひ仕方なしにあらん限り変な顔をしながら、「わたしのでさ。
— 宮沢賢治 『林の底』 青空文庫
こころこころをばなににたとへんこころはあぢさゐの花ももいろに咲く日はあれどうすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
弱い無智な貧乏人を慰めるのには、たいへんこまかい心使いがなければいけないものです。
— 太宰治 『恥』 青空文庫
私はあなたを、少しの駈引きも無く、厳粛に根強く、尊敬しているつもりでありますけれども、それでも、先生、とお呼びする事に就いては、たいへんこだわりを感じます。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
けれども、このごちそうをたべるのを、大へんこわがりました。
— 一、アラジンとふしぎなランプ 『アラビヤンナイト』 青空文庫
詩人も樂人も、只管觀客をして絶倒せしめ、兼ねて許多の俳優に喝采を博する機會を與へんことを勉めたるなり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
姫は我に此金を殘しおきて、カムパニアの媼に與へんことを頼み聞えぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
平和な村に突然、巨大な隕石が落下するという前代未聞の変故が起き、人々はパニックに陥った。
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社長が突然の病で倒れるという変故に見舞われ、会社の株価は一時大きく下落した。
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歴史書には、その年に起きた度重なる自然災害が、王朝の滅亡を予兆する変故として記録されている。
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