ガクンと
ガクンと異読 がくんと
副詞
標準
suddenly
文例 · 用例
あたしは頭をガクンとうしろに垂れた。
— 海野十三 『俘囚』 青空文庫
おや変だなと思っているうちに、彼女の頭がガクンと揺れて、僕の頤の下にもぐって来た。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
ちょっと六段だ」といって、主任は更にふんぞり返ったが、その拍子に安楽椅子の背骨がガクンと音を立て、彼の身体は「呀ッ」と叫ぶ間もなく後へ抛り出されようとした。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
そうすると、全身に気持のよい貧血が起って、しだいにうとうととなってゆくそうですからな」 その瞬間、伸子の視線がガクンと落ちて、両手で顔を覆い、卓上に俯伏してしまった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
「ところで、八住が殺された際に、貴方だけは椅子に落着いていて、動かなかったそうでしたね」「無論そうなりましょうとも」 とヴィデは、黒眼鏡をガクンと揺すって、傷痕だらけの物凄い顔を、法水に向けた。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
閾の下った反動で長押の押絵がガクンと傾いたろう。
— 小栗虫太郎 『後光殺人事件』 青空文庫
(もう夜明けかな――いつの間に寝て仕舞ったんだろう) それと一緒に、思わずガクンと体の顫えるような、口惜しさに似た後悔を感じた。
— 蘭郁二郎 『夢鬼』 青空文庫
」「それがねえ――」「ウン――」「――ねえ、駄夫さん……」 総江は茶碗に御飯をよそひ、それを駄夫に手渡してから――突然ガクンとして、又オロオロと泣き出しさうな顔となり「ねえ、駄夫さん。
— 坂口安吾 『竹藪の家』 青空文庫
作例 · 標準
「先月の業績報告を見たか?主力商品の売上がガクンと落ち込んでいて、会議室が凍りついたよ」
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日が沈むと同時に気温がガクンと下がり、慌ててトランクから厚手のコートを引っ張り出した。
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階段を踏み外しそうになり、膝の力がガクンと抜けてその場にへたり込んでしまった。
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