吹き流し
ふきながし
名詞
標準
streamer consisting of multiple long strips of material attached to a circular frame
文例 · 用例
ギャルソンの客あしらいに多少の薄情さはあっても、それがいつも芝居の舞台のように陽気に客を吹き流して行くロン・ポアンの店が、妙に春に似合う。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
岩塊の頂上に紅白の布片で作った吹き流しが立っている。
— 寺田寅彦 『浅間山麓より』 青空文庫
そうして紫ばんで来た秀麗な夕暮富士の上に引きはえた吹き流し形の、天蓋の、華鬘の、金襴の帯の、雲の幾流は、緋になびき、なびきて朱となり、褪紅となり、灰銀をさえ交えたやわらかな毛ばだちの樺となり、また葡萄紫となった。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
顔を包むためか、白い手拭を吹き流しにかぶって手に笠を持っていた。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
さうして紫ばんで来た秀麗な夕暮富士の上に引きはへた吹き流し形の、天蓋の、華鬘の、金襴の帯の、雲の幾流れは、緋になびき、なびきて朱となり、褪紅となり、灰銀をさへ交へたやはらかな毛ばだちの樺となり、また葡萄紫となつた。
— 北原白秋 『日本ライン』 青空文庫
まさか芝居でするお女郎の道行のように、部屋着をきて、重ね草履をはいて、手拭を吹き流しに被っていたわけでもあるめえが……」「さあ」と、松吉は猪口を下におきながら云った。
— 妖狐伝 『半七捕物帳』 青空文庫
既に金網をもって防戦されたことを知った心臓は、風上から麦藁を燻べて肺臓めがけて吹き流した。
— 横光利一 『花園の思想』 青空文庫
余もおくれじと高等中学の運動場に至れば早く已に集まりし人々、各級各組そこここに打ち群れて思ひ思ひの旗、フラフを翻し、祝憲法発布、帝国万歳など書きたる中に、紅白の吹き流しを北風になびかせたるは殊にきはだちていさましくぞ見えたる。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
作例 · 標準
鯉のぼりの横で、カラフルな吹き流しが風にはためいていた。
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お祭りの会場には、装飾として大きな吹き流しがたくさん飾られていた。
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子供たちは、吹き流しの動きに合わせて、楽しそうに走り回っていた。
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標準
windsock
作例 · 標準
空港の滑走路の端に、風向きを示すための吹き流しが設置されていた。
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山頂では、強風のために吹き流しが激しく揺れていた。
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船乗りたちは、港で吹き流しを見て、その日の出入りの安全を確認した。
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