超凡
ちょうぼん
形容動詞名詞
標準
extraordinary
文例 · 用例
決して超凡の人では無い………としたら、北側のスリガラスの天井から射込む柔かな光線………何方かと謂へばノンドリした薄柔い光で、若い女の裸體を見てゐて、それで何等の衝動が無いといふことはあるまい。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
あれ丈文字を連らねるのは超凡の努力を要する訳である。
— 夏目漱石 『艇長の遺書と中佐の詩』 青空文庫
あぶなくて見ていられなくなるんだ」 という、頭山満以上の超凡超聖的彼自身の自負的心境を、そっくりそのまま認めてやらなければならなくなって来るのであるが、彼とても人間である。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
もしそれ百尺|竿頭、百歩を進めた超凡越聖、絶学無造作裡に、上は神仏の頤を蹴放し、下は聖賢の鼻毛を数えるに到っては天魔、鬼神も跣足で逃げ出し、軒の鬼瓦も腹を抱えて転がり落ちるであろう。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
或人の超凡的直覚が単に空想であるか、将た真に実在の直覚であるかは他との関係即ちその効果|如何に由って定まってくる。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
十八 メリメエの書簡集 メリメエはフロオベエルの「マダム・ボヴアリイ」を読んだ時、「超凡の才能を浪費してゐる」と言つた。
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
目も、熱を帯びたようにどろんとなり、快活、豪放、皮肉の超凡たるところが、どうした!
— 水棲人 『人外魔境』 青空文庫
が、柳里恭のディレツタンティズムは超凡の才力を負うてゐると共に、デカダンスの臭味もない訳ではない。
— 芥川龍之介 『僻見』 青空文庫
作例 · 標準
彼の才能は超凡で、誰もが彼に一目置いていた。
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その絵画は、超凡な技術と感性によって描かれている。
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彼女の思考力は超凡で、複雑な問題をあっという間に解決した。
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