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置き忘れる

おきわすれる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to leave behind
文例 · 用例
大切なはずのパイプを置き忘れるほどだ。
THE YELLOW FACE 土色の顔 青空文庫
その金錢を十錢許り盜んだものがある――この盜みをしたものが自分だ……』 金錢を置き忘れる位の老先生のことですから、斯の私の行ひも別段詮議されずに終つたのでせう。
島崎藤村 幼き日 青空文庫
……が、それと同時に、極めて些細な事ではありますけれども、斯様な大切な商売道具を置き忘れるという事は、平生の同博士の極度に冷静周密な性格から推して考えますと、真に意外と思われる出来事で、今夜の若林博士は、確かに平常と違った心理状態にある。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
各の本ごとに、暗号を書きしくじる、それも妙だが、それを又、本の中に必ず置き忘れるということが奇妙である。
坂口安吾 アンゴウ 青空文庫
そして杯の中に理性を置き忘れるほど思慮に乏しくなかった。
JEAN CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
こう念入りに隠してあるのを妻が置き忘れる筈はない。
谷崎潤一郎 蓼喰う虫 青空文庫
置き忘れるなんてことはないわね」「うん」「死んだんじゃないかしら」「持ち主が?
高見順 いやな感じ 青空文庫
作例 · 標準
例句
置き忘れる(おきわすれる) — 幻辞.com