皺
しぼ異読 さび
名詞頻度ランク #19763 · 青空 2818 例
標準
bumpy texture of a material (esp. woven fabric)
文例 · 用例
危機一髪、団子鼻に墮そうとするのを鼻のわきの深い皺がそれを助けた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
額はあくまでもせまく皺が横に二筋はっきりきざまれていて、もう、なっちゃいない。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
眉と眉との間に皺を寄せたり伸ばしたりしながら、竿のあちらの端とこちらの端をかはるがはるに見てゐた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
折々堪らないやうに双眼の切れ目から輻射状の皺を発したが、それでも更にそれらの喫殻に手を下さうとしないのは、明かに彼自身にも得体の知れぬ悶えが、彼の中を横行してゐたからである。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
此の上に載つてる顔――額には動物園の猿のやうな皺が深く刻まれ、その皺と皺との間は筋肉がプクリと高い。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
」 父は突然額に皺を寄せてこんなことを言つた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
それから附添人の婆などの皺枯れた、けれどもよく透る冗談話や笑声も。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
) 生きることは老の皺を呼ぶことになると同一の理で想ふことは想ふことゝしての皺を作す。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
作例 · 標準
この布地は独特の皺(しぼ)があるため、肌に張り付かず涼しく着られる。
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ちりめん織りの表面に見える細かい皺は、職人の絶妙な撚り加減で生まれる。
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皺加工を施したこのブラウスは、洗濯してもアイロンがけの必要がない。
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標準
creases in an eboshi hat
作例 · 標準
儀式用の烏帽子にわざと皺(しぼ)を寄せることで、伝統的な格式を表現する。
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この烏帽子の皺の入り方は、平安時代の貴族が好んだ様式を再現している。
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長年使い込まれた烏帽子には、持ち主の癖が反映された独特の皺が定着している。
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