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骨壺

こつつぼ
名詞
1
標準
文例 · 用例
けさ火葬したのだが、骨壺を抱いてひとりで歸つたさうだ。
太宰治 道化の華 青空文庫
N教授は長い竹箸でその一片をつまみ上げ「この中にはずいぶんいろいろなえらいものがはいっていたんだなあ」と言いながら、静かにそれを骨壺の中に入れた。
寺田寅彦 B教授の死 青空文庫
娘の骨壺に納めてあるのは、実は娘の骨ではなく、犬の骨なのだから、改めて娘の身体の一部分をその骨壺に納めて、それから葬らなければならないのだった。
佐左木俊郎 三稜鏡 青空文庫
犬の骨壺の方は、壺は砕いて藪に捨て、骨は何れも細かなものばかりであったが、幾度にも持出して溝の中へ捨てたのであった。
佐左木俊郎 三稜鏡 青空文庫
そのうちに伊勢の山田の灸点の先生の処へ行って養生をしていた、女房のお近婆さんが驚き慌てて帰って来たが、大学で解剖後、火葬に附せられた亭主の骨壺を抱いて、涙に暮れるばかりであった。
夢野久作 山羊髯編輯長 青空文庫
骨壺を白木の箱に納めてから、一行は来たときの座席のまま自動車で帰った。
横光利一 旅愁 青空文庫
一、屍体は直ちに火葬場に運ぶこと、なるべく小さな骨壺に入れ家に持参し神棚へでもおいておくこと。
尾崎秀実 遺書 青空文庫
ただ疎開だ、避難だという場合には骨壺などまで持ち歩く必要はありませんから、それこそ庭の隅にでも埋めて置いてくれて結構です。
尾崎秀実 遺書 青空文庫
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骨壺 は、火葬した人および動物の遺骨を長期間収めるための容器を指す。

出典: 骨壺 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0