蘗
蘗
名詞
標準
文例 · 用例
江戸じゅうの黄蘗を一度にしゃぶらせられた訳ではあるめえし、口の利かれねえ筈はねえ。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
後の高尾の文覚だの、黄蘗の鉄眼だのは、仕事師であるが、寂心は寂心であった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
黄蘗スナワチ問ウ、古人、アヤマッテ一転語ヲ祗対シテ、五百生、野狐ノ身ニ堕ス。
— 田中英光 『野狐』 青空文庫
黄蘗ツイニ近前シ、師ニ一掌ヲアタウ。
— 田中英光 『野狐』 青空文庫
又黄蘗山にも墓碑を存してゐるさうである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「嶺松寺及池田氏墓誌銘は江戸黄蘗禅刹記巻第五に記載有之候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
池田錦橋氏の墓は山城宇治黄蘗山万松岡独立墓の側にも一基有之候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
識る所の書估の云ふを聞くに、江戸黄蘗禅刹記は所謂珍本ださうである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫