草黄
くさのおう
名詞
標準
文例 · 用例
〔卑屈の友らをいきどほろしく〕宮沢賢治卑屈の友らをいきどほろしく粘土地二片をはしりてよぎり崖にて青草黄金なるを知りのぼりてかれ草黄なるをふめば白雪きららに落ち来るものか一列赤赤ならべるひのきふたゝび卑屈の友らをおもひたかぶるおもひは雲にもまじへかの粘土地なるかの官庁に灰鋳鉄のいかりを投げよ
— 宮沢賢治 『〔卑屈の友らをいきどほろしく〕』 青空文庫
四十年二月 煙草黄のほてり、夢のすががき、さはあまきうれひの華よ。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
*学校の図書庫の裏の秋の草黄なる花咲きし今も名知らず 尾道では女学校の庭へも私は行ってみた。
— 林芙美子 『田舎がえり』 青空文庫
:訓点送り仮名 (例)秋花惨淡秋草黄。
— 永井荷風 『※東綺譚』 青空文庫
このように、この肉阜が着いている種子はクサノオウ、キケマン、タケニグサなどのものもみなそうで、いずれもみな蟻へのごちそうを持っているわけだ。
— 牧野富太郎 『植物知識』 青空文庫
心臓病は原因と思われるものによって、性欲抑制剤、少量の赤色鉛、クレマチスの抽出物、クサノオウの根、および粉末にしたカモシカの角、が有効の考えられる。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫