ゐ
ゐ
未分類頻度ランク #9333 · 青空 1 例
標準
hiragana "wi" (historical kana)
文例 · 用例
冬の野原を夏の風が行くに煙が去つた情熱の火が突進するブツカルものもなく――だから不可ない昔からあつたものだのに今新たに起つたものだそれを如何して呉れるい横から眺めてゐるな誰の罪でもない必要ぢやない欲しいだけだ
— 中原中也 『情慾』 青空文庫
内容価値と技巧価値は対立してはゐませんよ。
— 中原中也 『(最も純粋に意地悪い奴)』 青空文庫
技巧を考慮する男は吃度価値ある内容を持つてゐます。
— 中原中也 『(最も純粋に意地悪い奴)』 青空文庫
空は昨日までの雨に拭はれて、すがすがしく、それは海の方まで続いてゐることが分ります。
— 中原中也 『死別の翌日』 青空文庫
その空をみながら、また街の中をみながら、歩いてゆく私はもはや此の世のことを考へず、さりとて死んでいつたもののことも考へてはゐないのです。
— 中原中也 『死別の翌日』 青空文庫
みたばかりの死に茫然として、卑怯にも似た感情を抱いて私は歩いてゐたと告白せねばなりません。
— 中原中也 『死別の翌日』 青空文庫
』と彼が云ふ『ちがつてゐるよ』と僕がいふ『いいや、いいや!
— 中原中也 『蝉』 青空文庫
蝉が鳴いてゐる、蝉が鳴いてゐる蝉が鳴いてゐるほかなんにもない!
— 中原中也 『蝉』 青空文庫
作例 · 標準
古文の授業で「ゐ」という文字が出てきたが、昔はどう発音していたのだろう。
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「ゐ」はワ行のい段にあたる文字で、現代では「い」と同じ音として扱われている。
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古い文献を紐解くと、人名や地名に「ゐ」の文字が使われているのをよく目にする。
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