入宋
にっそう
名詞
標準
journeying to Song China during the Heian and Kamakura periods
文例 · 用例
いわく、大日という僧入宋して仏照徳光に参す。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
今月の『新小説』の和辻哲郎氏が「入宋求法の沙門道元」に就いて書いて居られるが、あの中の「即ち十丈の竿のさきにのぼって手足を放って身心を放下する如き覚悟がなくては」という気持、あの「人を救うための求道ではない、真理の為めに真理を究める求道」であるという心境、それを私は求めたいと思います。
— 宮本百合子 『女流作家として私は何を求むるか』 青空文庫
剃髪して五郎作|新発智東陽院寿阿弥陀仏曇とは好劇家たる五郎作が、音の似通った劇場の緞帳と、入宋僧※然の名などとを配合して作った戯号ではなかろうか。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
學問や藝術の爲よりも、宗教の爲に入唐入宋した人數の多いのを見ても、容易にこの事情が理會される。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
その書は入宋しながらやわらかい和風を特色とし、大燈と好対照をなしている。
— 北大路魯山人 『南浦紹明墨蹟』 青空文庫
彼はいう、――先師全和尚|入宋を企てた時に、その師|叡山の明融|阿闍梨が重病で死に瀕した。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
しばらく入宋をのばして自分の老病を扶け、冥福を弔ってほしい。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
入宋は自分の死後でも遅くはあるまい」。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
作例 · 標準
平清盛は、日宋貿易を拡大するために、多くの僧侶の入宋を支援した。
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入宋した禅僧たちが持ち帰った書画や茶の文化が、日本独自の美意識を形作った。
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当時の航海技術では、命がけの覚悟がなければ入宋を果たすことはできなかった。
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