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講習所

こうしゅうじょ
名詞
1
標準
文例 · 用例
皆三が十七になり、お涌が十六になつた春、皆三は水産講習所に入つて、好きな水産動物の研究に従ふことになつた。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
が、自分のはひつてゐる中学の理科の教師でTといふ老学士が水産講習所の講師を主職にしてゐるので、その縁に牽かれてそこへはひつた。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
講習所の先生として、せん子などを相手にお茶請けを麦落雁ぐらゐな枯淡なもので済ます時の自分を別人のやうに思ふ。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
「丹花を口に銜みて巷を行けば、畢竟、惧れはあらじ」 これは女学校友達の女流文学者K――女史が、桂子の講習所を開くとき掛額に書いて呉れた詞句だ。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
講習所の娘たちの間に、これを読んで、「丹花の呪禁」だといつて、活け剰りの花を口に銜へ、腰に手を当てゝ、映画に出て来るジヨルヂユ・サンドのやうな気取つた恰好で濶歩するのが一時流行つて、やがて廃れたが――。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
桂子は自分の講習所の開所五周年記念の大会が、十日ほど先の花の盛りの時分に、Q――芸館で開かれることになつてゐたので、桂子は同業への補助出品の依頼やら、挨拶やら、自分と弟子達の作品の仕掛けの工夫やらで、眼も廻るほど忙しかつた。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
講習所五周年記念の大会とはいへ、実は新華道界に於ける桂子のデビユーにも等しいものであつた。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
皆三が十七になり、お涌が十六になった春、皆三は水産講習所に入って、好きな水産動物の研究に従うことになった。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫