捩れる
よじれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to be twisted
文例 · 用例
」 と捩れるばかり、肩を寄せて、「気味が悪い。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
捩れるときは捩れるもんだ。
— 葉山嘉樹 『牢獄の半日』 青空文庫
小男で痩せた父が咳込んで来ると、少し前かがみになつて、何だかお腹の皮でも捩れるやうに咳込むのがいかにも苦しさうであつた。
— 斎藤茂吉 『念珠集』 青空文庫
純次はどことなく締りのない風をして、無性に長い足をよじれるように運ばせながら、両手を外套の衣嚢に突っこんだまま、おぼつかなく清逸の眼の前を歩いていった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
おかしくって腹がよじれるじゃねえかよ」「そうですとも。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
この畚の中の白魚がよじれるような、小さい指の戯れを純一が見ていると、おちゃらもやはり目を偸むようにして、ちょいちょい純一の方を見るのである。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
肚の皮のよじれる話、飛んだ浮世は猿芝居だ。
— 国枝史郎 『村井長庵記名の傘』 青空文庫
あの鼓を聞いた時の玻璃窓の爺の顔といったら、今思い出しても腹がよじれる。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫