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酔体

よいからだ
名詞
1
標準
文例 · 用例
彼は身動きも現さず、甲谷の鈍い酔体を眺めたまま、時計の音を聞いていた。
横光利一 上海 青空文庫
」 漂々たる酒人辻潤さんの酔体に微笑を送り、私も静栄さんも元気に外へ出た。
林芙美子 放浪記(初出) 青空文庫
この地では、あんなのを、通りがかりにためし物にして、さいなんで行く奴もあるまいし、まだ当分車馬の蹄にかかる心配もあるまいから、まもなく夜が明けたら、誰か処分するだろう、そのうちには酔いがさめて、自分の酔体は、自分で始末するに相違ない。
勿来の巻 大菩薩峠 青空文庫
少し亂暴なのには閉口する事も多かつたが、萬事てきぱきと切つて廻し、御世辭や御座なりが無く、傍若無人な醉體も、三田の面白がるところだつた。
水上滝太郎 大阪の宿 青空文庫