没者
ぼつしゃ
名詞
標準
文例 · 用例
他の三人には、暗殺者ブラーエの手に狙撃された、ワレンシュタイン軍の戦没者の名を附けたのでした。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
いよいよ巨人軍と神々との戦闘が始まると双方に夥しい戦没者ができる。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
体位向上徒歩奨励、幼児保健の問題、戦没者の母子寮の設立などと全く背までくっついていて離れられない双生児の歩む姿である。
— ――現代風俗の解剖―― 『風俗の感受性』 青空文庫
祇園の洲には官軍戦没者の墓地がある。
— 佐々木邦 『ぐうたら道中記』 青空文庫
そこへ行くのはミュージックホールの常連や、ストランド酒場の出没者だけだ。
— The Weight of the Crown 『王冠の重み』 青空文庫
賞罰のことも片づくと、彼はまた、祭壇をもうけて、戦没者の霊を弔った。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫
里見戰爭の陣沒者大將小笠原定頼の五輪の塔があり、小さな里見群亡の墨といふのが、文政年中建てられたのを、昭和年間發見再建されたのは餘りにも貧弱すぎて、懷古の料とは成りにくい。
— 阪井久良伎 『眞間名所』 青空文庫