翰林院
かんりんいん
名詞
標準
academy
文例 · 用例
こうした独断的否定はむしろ往々にしていわゆる斯学の権威と称せられまた自任する翰林院学者に多いのである。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
翰林院編修程済白す、出亡したまわんには如かじと。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
この文学会は後には次第に有象無象を狩集めて結局文人特有の放肆乱脈に堕して二、三年後に自然的に解体したが、初めは最も選ばれたる少数者の集団であって、当時の私設|翰林院を以て目されていた。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
此の翰林院大学士は若し書店や雑誌社からの原稿の催促がなかつたならば、常時道草を喰つて一軒毎に店先を覗いて歩いたり、又は馬車に引殺された犬などを見て喜ぶ、悪戯小僧によく似てゐるあるものが先生のどこかに潜在してゐるのが、僕にはよく分つた。
— 堀口九萬一 『フランソア・コッペ訪問記』 青空文庫
フランスのアカデミイ・フランセエズ(翰林院)はその歴史最も古く、十七世紀ルイ十四世の時代に創設されたものであるが、会員中には、文学者のみならず、フォッシュの如き軍人もはいつてをり、科学者、宗教家なども、その学識のゆゑにいはゆる「不滅の名」に加へられてゐるものがある。
— 岸田國士 『演劇と政治』 青空文庫
ジュウル・ロマンの喜劇、「恋に狂う翰林院博士トルアデック氏、花束を抱えて右手から登場」といったぐあいである。
— 久生十蘭 『黄泉から』 青空文庫
フランス翰林院は、一つのイギリス上院であった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
現代仏蘭西のもっとも深遠な詩人ヴァレリィが仏国翰林院学士に当選した記事を読んだ時、僕はひそかにヴァレリィのために悼んだ。
— 辰野隆 『芸術統制是非』 青空文庫
作例 · 標準
翰林院の編纂官として、彼は歴代王朝の膨大な記録を整理することに生涯を捧げた。
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「ドラマで見たけど、古代中国で翰林院に入るのって相当なエリートなんだろうね」
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翰林院は皇帝直属の学術機関として、国政の助言や儀礼の策定においても重要な役割を果たした。
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かつての翰林院に所蔵されていた貴重な典籍が、現代の博物館で特別に一般公開された。
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