経たぬうちに
たたぬうちに
表現
標準
before ... days (months, etc.)
文例 · 用例
それから一月も経たぬうちに藤吉はまた親方に何か言われて、プンプン怒って帰って参りましたが、今度は少しも酔っていないのです。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
けれども、ものの半時間も経たぬうちに、おたかはそわそわと立ち上って銭湯へ酒肴など持って行き、ひとびとをあっといわせた。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
それがもとでおたかは暫らく寝つき、病気になったかとひとびとはさすがに同情したが、十日経たぬうちに、しゃんと立ち上り、べつに痩せてもいなかった。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
その石を大切に祭れば、お前の女房の血の道は一と月経たぬうちに癒る。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
しかし、根が骨太の岩乗なからだであつたから、十日も経たぬうちに全快し、食慾は旧の如く旺盛で、色慾などもちよつと出て来て、よせばよいのに、またもや兎の庵にのこのこ出かける。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
事実、その後も二三回、子供たちの同じやうな所業があつたが、しかし、一月も経たぬうちに老婢の警戒と、また私が予言したやうに子供の飽きつぽさから、その事は無くなつて、門の蔦の芽は摘まれた線より新らしい色彩で盛んに生え下つて来た。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
入学して、ひとつきも経たぬうちに、その自由作文でクラスの生徒たちをびっくりさせた。
— 太宰治 『猿面冠者』 青空文庫
」と言つて、すぐ工場のはうへ行き、十分も経たぬうちに、また私の部屋へやつて来て、「書けたかね。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
別れてから三日も経たぬうちに、彼から謝罪のメールが届いた。
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開店してから一時間も経たぬうちに、目玉商品はすべて完売してしまった。
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薬を飲んでからそれほど経たぬうちに、激しかった頭痛が和らいできた。
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