上将
じょうしょう
名詞
標準
文例 · 用例
うい傷じゃ、その傷もって天上御政道を紊す輩あらば心行くまで打ち懲らせ、とまでは仰せないが、上将軍家御声がかりの直参傷じゃ。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
お控え召されよッ」「何でござる」「かりそめにも当館は、上将軍家より賜わった大名屋敷じゃ。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
八万騎旗本が本来の面目使命は、一朝有事の際に、上将軍家のお旗本を守り固めるのがその本務です。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
上将軍家のお召し駕籠も同然なのです。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
それにても一朝事ある時は、上将軍家の御旗本を固むる公儀御自慢の八万騎と申されるかッ。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
上将軍よりのお手判お差紙でもを持参ならば格別、さもなくばたとい奉行本人が参ったとて、指一本指さるる主水之介ではない。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
一定の金額を月々送金してくれる上将来まとまつて或金額を呉れると云ふ約束だつた。
— 菊池寛 『世に出る前後』 青空文庫
とこよのまれ人の行うた呪言が段々向上し、天上将来の呪言即天つ祝詞など言ふ物が行はれて来、呪言の神が四段にも考へられる様になつた事は前に言うた通りである。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫