愁眉
しゅうび
名詞
標準
worried look
文例 · 用例
あげよ我等の日章旗人みな愁眉をひらくの時わが戰勝を決定してよろしく萬歳を祝ふべし。
— 萩原朔太郎 『南京陷落の日に』 青空文庫
」と嬉しそうに莞爾したが、これで愁眉が開けたと見える。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
へいげんは快然|愁眉を開きしが、省みれは衷に疚しきところ無きにあらず。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
それより照子、鬱々として愉まず、愁眉容易に開けざるにぞ、在原夫人は語を尽して、賺しても、慰めても頭痛がするとて額を押え、弱果てて見えたまえば、見るに見かねて侍女等、「姫様こういらっしゃいまし。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
然るに南方の文帝、元嘉の年中、京洛の婦女子、皆悉く愁眉、泣粧、墮馬髻、折要歩、齲齒笑をなし、貴賤、尊卑、互に其の及ばざるを恥とせり。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
愁眉は即ち眉を作ること町内の若旦那の如く、細く剃りつけて、曲り且つ竦むを云ふ。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
其の時恥辱と恐怖とに弱きものの聲をも得立てず、傷み、悲み、泣ける容、粧はざるに愁眉、泣粧。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
これをもってせば欣弥|母子が半年の扶持に足るべしとて、渠は顰みたりし愁眉を開けり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
作例 · 標準
会社の業績悪化の知らせを聞き、社長は愁眉の色を隠せなかった。
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彼女は窓の外を眺めながら、何か悩み事があるのか愁眉を沈めていた。
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相次ぐトラブルの報告に、現場責任者の愁眉はますます深まるばかりだった。
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