思想劇
しそうげき
名詞
標準
play dealing with ideas
文例 · 用例
たまたま彼女が泰西の思想劇の女主人公となって舞台の明星となったときに、丁度我国の思想界には婦人問題が論ぜられ、新しき婦人とよばれる若い女性たちの一団は、雑誌『青鞜』を発行して、しきりに新機運を伝えた。
— 長谷川時雨 『松井須磨子』 青空文庫
キュレルが、近代の思想劇に一つの出発点を与へたとすれば、ポルト・リシュは近代人の感受性に根ざす恋愛心理を透して、仏国劇の伝統を継承し、これを次の時代に伝へる最も眼ざましい頂点を占めてゐることになる。
— 岸田國士 『仏国現代の劇作家』 青空文庫
思想劇の到達すべき頂点であらう。
— 岸田國士 『仏国現代の劇作家』 青空文庫
若輩にして思想劇などを書けば、親爺が黙つてはゐないのである。
— 岸田國士 『劇作家としてのルナアル』 青空文庫
思想劇、社会劇、心理劇、性格劇、気分劇などと分類はしても、「戯曲的」なものとさうでないものとの区別になると、大体標準は簡単である。
— 岸田國士 『演劇論の一方向』 青空文庫
近代劇の始祖といふ名で、また、深刻な思想劇作者といふ名で、この北欧の天才を眺めてゐた私の眼前に、忽ち、一個の異つた風貌が現はれた。
— 岸田國士 『シュアレスの「三人」(宮崎嶺雄君訳)』 青空文庫
無論、中には、キュレルの如く、所謂「イプセン流」と称せられる思想劇に向つたものもあるが、この「考へさせる芝居」の勃興は、近代劇の一エポックを作りはしたが、やがて、その反動も生じ、理論的にも実際的にも、戯曲論上の疑問を生むことになるのである。
— 岸田國士 『近代劇論』 青空文庫
思想劇 一つの新しい思想を提出し、作者の主張をこれに托そうとするもの。
— 岸田國士 『演劇の様式――総論』 青空文庫
作例 · 標準
The play was a profound, thought-provoking play dealing with complex philosophical ideas about existence.
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She preferred to write a play dealing with ideas that challenged the audience rather than a simple comedy.
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The avant-garde theater staged a new play dealing with existential ideas and the human condition.
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