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シビレ

シビレ
名詞
1
標準
sweetbread
文例 · 用例
「武士は食わねど高楊子」主義で突っぱった当時の青年文士は、いいかげんシビレを切らしても、原稿料の催促はしたくなかった。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
それから今度は下へ降りて、宿屋の台所へ行って塩を沢山と、物置へ行って六尺棒を一本と、大きな鋸を一梃と、縄の束を一把と取って、又二階へ帰りますと、何も知らずに寝ているヒョロ子と豚吉にシビレ薬を嗅がせ初めました。
夢野久作 豚吉とヒョロ子 青空文庫
あの赤玉の一粒に使ってある熱さましは、人間に使う分量の何層倍にも当るのだから、もし本当に利いたら心臓がシビレて死んで終う筈だ……どっちにしても今酒を呑むのはケンノンだから止めろと云って、私の手を押えました」「フーム。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
そこに積んであった薪を片づけて、分捕りスコップ(日露戦役戦利|払下品)を取り上げると、氷のような満月の光を便りに、物音を忍ばせてセッセと掘り初めたが、鍬と違って骨が折れるばかりでなく、土が馬鹿に固くて、三尺ばかり掘り下げるうちに二の腕がシビレて来たので、文作はホッと一息して腰を伸ばした。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
北枕なぞを喰うた後で、外へ出て太陽光に当ると、眼が眩うてフラフラと足が止まらぬ位シビレます。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
但し今度は会堂の中が椅子席だったので、重立った連中は、大部分脚のシビレを助かったというが、それでも中央の通路に突立っていた者は二三人引くり返ったくらい盛大荘重なものがあったという。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
あんまり固くなって足がシビレていたのだ。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
いい加減シビレが切れたところで、「アノ……では……又」「アラまあお宜しいじゃ御座いませんか」 と立ち上って玄関へ出る。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
作例 · 標準
フレンチの高級食材であるシビレのソテーは、濃厚でクリーミーな味わいが絶品だ。
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シェフはリード・ヴォー、つまり子牛のシビレを丁寧な下処理で臭みを取り除いた。
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「今日のスペシャリテはシビレのパイ包み焼きです」と給仕が説明した。
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