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虚栄の市

きょえいのいち
名詞
1
標準
Vanity Fair
文例 · 用例
虚栄の市 デカルトの「激情論」は名高いわりに面白くない本であるが、「崇敬とはわれに益するところあらむと願望する情の謂いである。
――当りまえのことを当りまえに語る。 もの思う葦 青空文庫
虚栄の市の誇りもここにあるのだ。
――当りまえのことを当りまえに語る。 もの思う葦 青空文庫
「私は、はかなくもばかげたこの虚栄の市を愛する。
――当りまえのことを当りまえに語る。 もの思う葦 青空文庫
私は生涯、この虚栄の市に住み、死ぬるまでさまざまの甲斐なき努力しつづけて行こうと思う。
――当りまえのことを当りまえに語る。 もの思う葦 青空文庫
またイギリスの最も傑出した作家の一人、サッカレーの作品はその傑作「虚栄の市」の中で、光彩陸離と、なり上り結婚のために友情も信義もけちらかして我利をたくらむやり手な美しい女性を描いた。
――結婚のモラル―― 人間の結婚 青空文庫
サッカレイが「虚栄の市」「ペンデニス」「ニューコム一家」などで当時上流を占めた投資家貴族の生活を辛辣に描き出したのもこの時代であった。
宮本百合子 フロレンス・ナイチンゲールの生涯 青空文庫
僕の平田先生の翻訳を読んだのは「ヴアニテイ・フエエア」(虚栄の市)と「エゴイスト」(我意の人)とだけである。
芥川龍之介 平田先生の翻訳 青空文庫
我が立てば、虚栄の市にわが命さえ屠る。
夏目漱石 虞美人草 青空文庫
作例 · 標準
ジョン・バニヤンの『天路歴程』に登場する虚栄の市は、物質主義と表面的な快楽の象徴だ。
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現代社会は、あらゆるものが商品化され、一種の虚栄の市と化している。
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「このSNSの世界は、まさに虚栄の市ね」と彼女はつぶやいた。
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彼は、虚栄の市で成功を収めたが、心は満たされなかった。
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ウィキペディア

『虚栄の市』 は、サッカレーの長編小説である。1847年1月から翌年7月まで雑誌に分冊の形で発表された。副題「主人公のいない小説」。

出典: 虚栄の市 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0