北の政所
きたのまんどころ
表現名詞
標準
legal wife of a regent, of the imperial adviser, or of an official at the Grand Council of State
文例 · 用例
淀君にうつつを抜かした秀吉が、北の政所に対する態度などにみても相当彼女を立てているところがある。
— 岡本かの子 『女性崇拝』 青空文庫
北の政所とか、淀君とかを筆頭として、京極の松の丸殿もそれに並ぶ五妻のうちの一人でした。
— 胆吹の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
クエリヨはこの謁見の後、秀吉の夫人北の政所を通じて、キリスト教布教の特許状を得ようと努めた。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
すでに、秀吉は、太閤といわれ、その母は、大政所と敬われ、そして寧子は、北の政所と称されていた。
— 太閤夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
北の政所もあるかなしかのように、淀君の勢力は、自然大坂城に偉きなものとなった。
— 太閤夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
佐々成政が、北国すじの地侍へたのんで、白山の黒百合を取りよせて、北の政所へ献上した。
— 太閤夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
北の政所は、「ひとりで慰むのも、花に勿体ない心地がする」 と、茶会を思い立って、利休の娘で、鵙屋の妻となっていたお吟を召しよせて、趣好を相談した。
— 太閤夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
その皆の眼は折ふし来合せた北の政所の面をお気の毒で見るにたえないというように外らしあっていたが、北の政所は、花桶に眼をとめると、「おお、たくさんにある……」 と、微笑んだだけだったので、その和やかな面をながめた人々は、「今日の花の、どの花よりもお美しい」 と、ひそかに思った。
— 太閤夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
作例 · 標準
豊臣秀吉を内助の功で支え続けた北の政所は、戦国時代を象徴する女性の一人だ。
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「ねね様」の名で親しまれる北の政所は、夫の死後、高台寺を建立してその菩提を弔った。
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京都の「ねねの道」を歩きながら、かつて北の政所が過ごした日々に思いを馳せる。
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