覧遊
らんゆう
名詞
標準
文例 · 用例
「ばあや、どうしたの」「まあ、奥さま、ご覧遊ばせ。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
何なら尋ねてご覧遊ばせ。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
)娘 ――(たじろいで)そんなに御覧遊ばしては眩しゅう御座います。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
巫女 これを御覧遊ばされまし。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
つまり苦労のない摩耶夫人様だから、大方|洒落に、ちょいと雪山のという処をやって、御覧遊ばすのであろう。
— 泉鏡花 『清心庵』 青空文庫
「奥様御覧遊ばせ、お松どんちょいとお出よ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」 秀はおどおど、「はい、何、あの……まあ、ちょいと御覧遊ばせ、飛んだ良い犬でございますねえ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
そうして遠い白樺の林のかがやきを、牧草の一面の微風を、なんと御覧遊ばしたであろうか。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫