山畑
やまはた異読 やまばた
名詞
標準
mountain field
文例 · 用例
民子は僕を手伝いとして山畑の棉を採ってくることになった。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
僕等二人はもとより心の底では嬉しいに相違ないけれど、この場合二人で山畑へゆくとなっては、人に顔を見られる様な気がして大いに極りが悪い。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
山畑の蕎麦の花に月がよくて、こおろぎが鳴くなどは実にえいですなア。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
あアして居る二人を一所に山畑へやるとは目のないにもほどがある。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
固より其の邊に家と謂つては無い、谷も行窮つてゐて、其の谷の凹に少しばかりの山畑があるばかり、夜は何處を見ても松林と杉林ばかりである。
— 三島霜川 『水郷』 青空文庫
大塚はその山畑の間の小径を通って、色づいた雑木に夕陽の燃えついたように見える谷の窪地の方へ往こうとした。
— 田中貢太郎 『忘恩』 青空文庫
山畑はそこでなくなって、それから勾配のきつい登り坂になるのであった。
— 田中貢太郎 『忘恩』 青空文庫
水の少いその山畑を作る人の掘ったものであろう、二丈余りある深い山井戸であった。
— 田中貢太郎 『忘恩』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は昔、山畑で野菜を育てていた。
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山畑の開墾は重労働だったらしい。
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あの山の斜面が、かつての山畑だ。
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