仕る
つかまつる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to serve
文例 · 用例
死亡承諾書、私|儀永々|御恩顧の次第に有之候儘、御都合により、何時にても死亡|仕るべく候年月日フランドン畜舎内、ヨークシャイヤ、フランドン農学校長|殿 とこれだけのことだがね、」校長はもう云い出したので、一瀉千里にまくしかけた。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
座頭聞いて、「御慰みになるべくは御相手仕るべし。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
陳者、予てより御通達の、潮流研究用と覚しき、赤|封蝋附きの麦酒瓶、拾得次第|届告仕る様、島民一般に申渡置候処、此程、本島南岸に、別小包の如き、樹脂封蝋附きの麦酒瓶が三個漂着致し居るを発見、届出申候。
— 夢野久作 『瓶詰地獄』 青空文庫
一番|槍の功名を拙者が仕る、進軍だ進軍だ』とわめいて真っ先に飛び出した。
— 国木田独歩 『鹿狩り』 青空文庫
其より御國許へ飛脚を飛して、御用の儀これあり、諸役人ども月番の者一名宛殘止まり、其他は恩田杢同道にて急々出府仕るべし、と命じ給ひければ、こはそも如何なる大事の出來つらむと、取るものも取り敢へず、夜に日についで出府したり。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
棒鱈乾鮭堆く、片荷に酒樽を積みたる蘆毛の駒の、紫なる古手綱を曳いて出づ)きゃッ、きゃッ、きゃッ、おきゃッ、きゃア――まさるめでとうのう仕る、踊るが手もと立廻り、肩に小腰をゆすり合わせ、と、ああふらりふらりとする。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
御姿を見せたまわば偏に礼拝を仕る。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
茶の湯も何も要らぬ事にて、のどの渇き申候節は、すなわち台所に走り、水甕の水を柄杓もてごくごくと牛飲仕るが一ばんにて、これ利休の茶道の奥義と得心に及び申候。
— 太宰治 『不審庵』 青空文庫
作例 · 標準
「本日、お供を仕りますのは、私、田中と申します」
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殿の御前で、見事な剣舞を仕り、居並ぶ諸侯を驚かせた。
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滅多にない機会ですので、ぜひともお手伝いを仕りたく存じます。
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