アレグロ
アレグロ異読 アッレグロ
名詞名詞-の形容詞
標準
allegro
文例 · 用例
テンポにもアダジオやアンダンテはあってもアレグロがなく、表情にもフォルチシモがなく、そうかと云ってピアニシモもなかった。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
荘重なラルゴで始まったのが、アンダンテ、アレグロを経て、プレスティシモになったと思うと、急激なデクレスセンドで、哀れにさびしいフィナーレに移って行く。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
そうしてテンポも早くアレグロになり、時にはプレストにもなるようである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
その人間らしいうたのひびきは「冬こそ春を支度する」を通じ、「アレグロ・マ・ノン・トロッポ」へ「合唱する人たち」へ通じます。
— 宮本百合子 『鉛筆の詩人へ』 青空文庫
)「アレグロ・マ・ノン・トロッポ」には、心と耳とをかたむけてそれをきき、いつしか自分もその行進にまきこまれて足をすすめ出すような音楽がみちています。
— 宮本百合子 『鉛筆の詩人へ』 青空文庫
殊にアンダンテからアレグロに移るお休みの瞬間の美しさは、何と形容していいのか説明の出来ない、不思議な音の無い音楽の美しさを味わいました。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
にもかかわらず、この素朴なほど誠実な男がまるで日常の放談さながらのあけっぱなしな調子で、独特のユーモアをふんだんに交えながら、終始軽快なアレグロのテンポで書き流してゆく手紙のなかに、当人の正体を捕えることは案外なほどむずかしいのだ。
— ――チェーホフ序説の一部として―― 『チェーホフ試論』 青空文庫
さてそれから、いかに現代が理想の黄昏であり空虚な時代であるかについて、軽快無比のアレグロ調の雄弁が際限もなく展開するのだ。
— ――チェーホフ序説の一部として―― 『チェーホフ試論』 青空文庫
作例 · 標準
アレグロを使って文を作ってみた。
学生たちはアレグロについて学習した。
アレグロの使い方は難しい。
先生はアレグロの定義を説明した。