繰り綿
くりわた
名詞
標準
spun cotton
文例 · 用例
そのうちとっくりわたしのほうから伺っていただきたいと思っていたくらいですからそれまで……」「きょう聞いてください。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
掛川へつぎこんだおせい様の金さえ、おせい様のほうへ返してしまえば、あの具足屋は、そっくりわたしのものになるわけだから、ひとつあれを育てて、何とか、芽のふくものなら、芽をふかしてみたい気もする」そして、思い出して、きいた。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
十七軒のお店が、そっくりわたしのものでしたら、わたしは、江戸で名代の金持ちのはずでございますねえ」 一空さまは、にこりともしないのだ。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
そうなされば、横顔がすぐにそっくりわたくしどもに似ておいでなさいます。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
わたしはかれが兄弟としていっしょのうちに住むようになること、わたしの両親もわたしの友だちのことだからそっくりわたし同様に愛してくれるだろうと思ったということを話したが、まだかれは首をふっていた。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
……それこそそっくりわたしの考えです。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの方法で繰り綿を作り、布団の詰め物にした。
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彼女は繰り綿を使って、手作りの人形を作るのが得意だ。
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この地方では、繰り綿の製造が伝統産業として栄えている。
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