鰻飯
うなぎめし
名詞
標準
文例 · 用例
」 十二「立って歩行く、雑談は始まる、茶をくれい、と呼ぶもあれば、鰻飯を誂えたにこの弁当は違う、と喚く。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
そこで、今の鰻の一件だが、娑婆で六百文くれえの鰻飯だって、それが牢内へはいるとなりゃあ、牢番たちによろしく頼まなけりゃあならねえから、べらぼうに高けえ物になって、まず一杯が一両ぐれえの相場だろう。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
ペコペコに減った腹に鰻飯!
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
僕はお父様に連れられて鰻屋へ一度行って、鰻飯を食ったことしか無い。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
剰す所は豚料理の話があり、又鰻飯の話がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
下女が鰻飯の丼を運び出す。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
そうかと思うと、茶や菓子を出して、おまけに鰻飯などを食わせてくれる家がある。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
そうかと思うと、茶や菓子を出して、おまけに鰻飯などを喰わせてくれる家がある。
— 岡本綺堂 『読書雑感』 青空文庫